道央自動車と札樽自動車道を結ぶ札幌ジャンクション(JCT)の脇で建設中の建物がある。何本もの高架道路が作る機能的な空間の中に新たな構造物が登場、札幌JCTはこれまでと違う性格を帯びることになりそう。
(写真は、建設が進んでいる「道央自動車道札幌JCT管理施設」)

 札幌市白石区米里2条2丁目の札幌JCT脇で建設されているのは、「道央自動車道札幌JCT管理施設」。高速道の高架道路が立体交差する空間の下に広がる余剰地に過ぎなかった場所だが、そこが大きく生まれ変わろうとしている。
 敷地面積約4798坪(1万5834・1㎡)、そのうち約647坪(2137・15㎡)を建築面積として使い、鉄骨造の地上4階建て、延べ床面積は約1793坪(5918・72㎡)の建物となる予定。工事は、2019年8月末から始まっている。

 建築主は、東日本高速道路北海道支社(札幌市厚別区)、設計はネクスコ東日本エンジニアリング(本社・東京都荒川区)、施工は条件付き一般競争入札で落札したTSUCHIYA(同・岐阜県大垣市)の北海道支店(札幌市中央区)。建設費は約18億9000万円。
 
 現在は4階まで鉄骨が組みあがり、外観が見えてきた段階。21年2月末の竣工に向けて工事は佳境を迎えている。これまでの札幌JCTは、車が行き来するだけの場所だった。新たに管理施設が稼働すれば、そこで働く人たちの往来が始まる。場所の持つ意味や性格がこれまでとは違ったものになっていく。


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