「MORIHICO.」、「ル・トロワ」にコーヒーとホットケーキの新業態店舗

経済総合

 札幌を中心に空間価値を生かしたコーヒーショップの「MORIHICO.」を展開するアトリエ・モリヒコ(本社・札幌市白石区)は、コロナ下でも新規出店を積極化する。第1弾として商業施設「ル・トロワ」(札幌市中央区)で9月上旬に新業態店舗を出店、地方出店も加速する。市川草介代表取締役は「次の一手を打っていくことで社内の士気を高めることができる」とウィズコロナの時代、攻めの経営を貫く。(写真は、札幌市中央区にある裏路地の木造民家を利用した「森彦」)

「MORIHICO.」各店舗もコロナの影響で客数が減少、本店の「森彦」(札幌市中央区)もこの3ヵ月間は客数の6割減が続くなど厳しい環境に直面している。そんな中、同社が携わっている店舗として初めての閉店物件になったのが、5月31日で営業を終了した「ル・トロワ」地下2階の「コーヒーとジェラートの店「JB ESPRESSO MORIHICO.+D」。同店は時短営業をしていたが、通常営業になっても客数は戻らないと判断、新業態店舗の転換するために閉店を決めた。

 新業態店舗は、サイホンコーヒーとホットケーキの店舗。サイホンコーヒーは、ハンドドリップに比べてコーヒーの苦みや甘み、とろみを出すのが難しかったが、こうした点を解消することに成功。また、ホットケーキは自社のフレンチシェフやパティシエが独自開発したオリジナルなもので、蜜や餡など選択できるようにする。

 店内のしつらいは「和」を基調とし暖簾を掲げ、客席には御簾を取り付けるなど半個室化、密を避ける工夫を施す。「コーヒーとホットケーキは注文を受けてから作るスタイルで、客単価は1500~2000円を想定。客数ビジネスから客単価ビジネスにシフトする店舗にしたい」(市川氏)。
 この新業態店舗を皮切りに、新規6店舗を札幌以外に出店する。人口減少が進む地方にも出店、シニア層のコーヒー愛飲家を惹きつける。

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