【続報】居酒屋やレストランなど外食事業のコロワイド(本社・横浜市西区)は、新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休業していた北海道内店舗約60店舗のうち、閉店する店舗がさらに2店舗あったことが分かり、合計10店舗になった。(写真は、「甘太郎 すすきのアービンビル店」の看板)
同社は、アトム(同・名古屋市中区)やカッパ・クリエイト(同・横浜市)、レインズインターナショナル(同・同)などの持ち株会社。北海道の事業は、今年3月にアトムの子会社、アトム北海道(本社・名古屋市中区)からレインズインターナショナルに譲渡された。
コロワイドは、コロナの影響による客数減で今後も不採算が続く全国の店舗196店舗の閉店を決め、北海道も5月31日で「やきとりセンター」2店舗、和風居酒屋「いろはにほへと」6店舗の営業を終了していたが、さらに2店舗を閉店していたことが分かった。その2店舗は、手作り居酒屋「甘太郎」の「すすきのアーバンビル店」(札幌市中央区南3西4、アーバン札幌ビル4階)と魚海鮮とあぶり焼「海へ」の「岩見沢店」(岩見沢市)。この閉店によって、道内の「甘太郎」は「苫小牧店」(苫小牧市)1店舗に、「海へ」は、札幌市内8店舗を含む12店舗になった。
コロワイドの北海道事業では、今年1月にステーキレストラン「ステーキ宮」を6店舗閉店するなど事業の再構築を進めており、コロナ禍で閉店が加速した格好だ。