水を一切使用せず北海道産牛乳だけで焼き上げたパンが評判のフーズアンドブレッド(本社・札幌市西区)は、6月13日(土)に焼きたてパンの店「MOO西町店」(札幌市西区西町南7丁目2ー31)をオープンさせる。「サンドウィッチ倶楽部札幌ほっぺこっぺ」の店舗跡への居抜き出店となるもので、焼きたてのパン100種を販売する。(写真は、フーズアンドブレッドがオープンさせる「MOO西町店」)

 フーズアンドブレッドは、札幌の病院や老健施設など約400ヵ所に、イーストフード、ビタミンC、着色料、保存料などの添加物を使用しない焼きたてパン約7000個を毎日、製造して販売している。北海道産小麦「春よ恋」を主原料に、同じく道産小麦の「きたほなみ」を少量配合した江別製粉(本社・江別市)の「香麦」を使用して別海町産牛乳のみで焼き上げた「北海道牛乳100%パン」も病院等に供給。

 小売店舗として「西野店」(札幌市西区西野7条3丁目5ー16)も展開しており、最近では新型コロナウイルス感染防止のため免疫力アップに繋がる牛乳パンの売り上げが伸びているという。
 今回オープンする「MOO西町店」では、牛乳パンをメインに焼きたてパン100種類を販売する。同店には、フーズアンドブレッドが開発した「焼きたてパン製造システム」も初導入。このシステムは専門のパン職人でなくても焼きたてパンが製造できる省スペースの設備となっている。横田淳一代表取締役は、「コロナ禍で牛乳消費量が減少しているため、少しでも消費拡大に貢献するとともにお客さまには焼きたての牛乳パンを味わってもらいたい」と話している。


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