人口4万人の北海道地方都市で成り立たなかったのか? 「餃子の王将滝川店」7日閉店

経済総合

 王将フードサービス(本社・京都市山科区)のフランチャイズ(FC)店舗である「餃子の王将滝川店」が7日に閉店した。滝川市の人口は約4万人。全国系の飲食チェーンも北海道の地方都市では根付かなかったようだ。(写真は、「餃子の王将滝川店」)

「餃子の王将滝川店」(滝川市新町6丁目2ー3)は、2015年4月29日にオープンした店舗。出店場所は、国道12号線と東大通の交差点南東角で、元々は靴専門店「FOOT PARK」の入っていた店舗への居抜き出店。「FOOT PARK」の後にアスクゲート(札幌市白石区)が「らーめん源八」を2006年4月に出店したが、その後閉店。15年に同社がフランチャイジー(加盟店)となって「餃子の王将」をオープンさせた。

 しかし、オープンから5年を待たずに閉店となった。「餃子の王将」は、11年12月22日に「すすきの店」(札幌市中央区)をオープンさせて北海道に進出。その後は、札幌市内を中心に店舗網を拡大。地方都市へは、イオンショッピングセンター(SC)へのインショップ展開を中心に出店してきた。

 店舗所在地の店舗数と人口を調べると次のようになっている。(人口は19年1月1日現在、千人以下は表記していません)
◇札幌市 11店舗 195万5000人
◇旭川市 2店舗 33万7000人
◇函館市 1店舗 25万8000人
◇苫小牧市 1店舗 17万1000人
◇釧路市 1店舗 17万人
◇帯広市 1店舗 16万6000人
◇北見市 1店舗 11万7000人
◇千歳市 1店舗 9万7000人
◇滝川市 1店舗 4万人
 札幌市内を除く路面店は、「旭川末広店」と「滝川店」のみで他はイオンSC内出店。「滝川店」は人口4万人と店舗所在地の中で最も人口が少ない。同店の閉店は、北海道の地方都市で全国系飲食チェーン店が根付く難しさを示しているようだ。
 なお、15年4月19日にオープンした「餃子の王将麻生店」(札幌市北区)が18年3月31日に閉店しているが、こちらは人口数とは関係なかったようだ。

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