東京証券取引所1部上場で板前のいる町の酒場「庄や」、「日本海庄や」を中心とした飲食店チェーンを全国展開している大庄(本社・東京都大田区)は22日、札幌市中央区南4条西2丁目11ー7のダイニングビル「TOMORU」1階に居酒屋の「大庄水産すすきの南4条店」をオープンさせた。大庄にとって初のすすきの進出になる。(写真は、「大庄水産すすきの南4条店」)

「大庄水産」のコンセプトは魚屋で漁師町の番屋風の店舗が特徴。漁港直送の刺身盛りや浜焼き、寿司盛り合わせなどを提供、活きの良い素材をその場でお客の好みに合わせて調理する。「すすきの南4条店」のオープンを記念して22日と23日の2日間限定で豪快な漁師料理が半額になる名物セールを実施している。営業時間は午後5時~午前0時。席数は58席。

 大庄の2019年8月期決算は、売上高610億3200万円、営業利益7億3400万円で前期比0・8%の減収、80・7%の営業増益だった。全ブランドの店舗数は直営店488店舗、前期より15店舗減少した。「大庄水産」はそのうち全国40店舗展開、北海道は「帯広店」(帯広市)、「札幌読売北海道ビル店」の2店舗で今回の「すすきの南4条店」が3店舗目となる。なお、大庄としての店舗は「庄や帯広店」(帯広市)を含め4店舗になる。



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