北洋銀行(本店・札幌市中央区)、北海道銀行(同・同)、一般社団法人北海道商工会議所連合会の共同主催による食の商談会「FOOD EXPO北海道」第2回が16日、札幌市中央区の札幌パークホテル地下2階パークプラザで開催された。3者の道内全域にわたるネットワークを活用し、農畜産品、水産品、スイーツなど120社・団体が逸品を出展、道内外スーパーのバイヤーや食品卸など約1000人が来場した。(写真は、高校生が考案した飲料を試飲するアークス横山清社長)

「FOOD EXPO北海道」は一般社団法人全国スーパーマーケット協会(会長・横山清アークス社長)が2年に1度、札幌で理事会を開くことに合わせて2年前から始まった。全国から食品スーパーのトップやバイヤーなどが集まることから北海道の食材をピンポイントで発信する展示商談会となっている。

 会場には、「ヤマオ」の山わさびの生すりおろし商品、「スリービー」のたもぎ茸、「モリタン」のコーンコロッケ、赤いメンチカツなど国のものづくり支援補助金を受けて開発された商品も展示された。
(写真は、会場を訪れ試食する道銀堰八義博会長)

 道内の高校生・大学生が地場の食材をもとに考案した食品を披露する特設コーナーも設置され、バイヤーや流通関係者の生の声を聞くなど食を通じた人材育成の取り組みも行われた。こちらに出展したのは、北海道岩見沢農業高校、北海道士幌高等学校、北海道壮瞥高等学校、酪農学園大学、北海道情報大学。

 この日は、午後4時過ぎから主催者の北洋銀行安田光春頭取、道銀堰八義博会長のほか特別協力をしている全国スーパーマーケット協会の横山会長が会場を訪れ、出展者と話したり試食したりするなどした。
(写真は、高校生が考案した食品を試食する北洋銀安田光春頭取)


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