札幌でタピオカドリンク専門店が相次いでオープンしている。21日には、札幌市中央区南4条西3丁目の2Mビル地下1階に「札幌福茶」がオープンした。今後もタピオカ専門店の出店は続く見通しだ。(写真は、6月21日にオープンした「札幌福茶」)

 タピオカとは、タイやベトナムで生産されているキャッサバからとれる天然でんぷん。北海道で生産されている「じゃがいも」からとれる天然でんぷん(馬鈴しょでん粉)と成分的にはほぼ同じ。馬鈴しょでんぷんを使ったドリンクは皆無だが、タピオカを使ったアイスミルクティーは全国的に人気で、北海道でも今年に入ってから札幌市内にはタピオカドリンク専門店のオープンが続いている。2月には「珍珍堂」(中央区南1条西8丁目)、4月には「タピオカ ドリー」(白石区本郷通13丁目)、そして6月21日の「札幌福茶」。

 さらに、7月には麻生に黒糖タピオカ&タピオカティー専門店「TEA PUBLIC」がオープン。また、ミスタードーナツやモスバーガーのフランチャイズ店舗を展開しているフジタコーポレーション(本社・苫小牧市)は、アルテゴ(本社・東京都中央区)とタピオカ専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」の北海道・東北でのエリアフランチャイズ本部契約を締結、「瑪蜜黛(モミトイ)」の加盟店を募集することになった。
 同じ天然でんぷんが含まれている「じゃがいも」の主産地、北海道でもタピオカドリンクブームが沸き起こっている。


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