シメパフェ発祥の店舗「ミライスト・カフェ」一時閉店 6月半ば「敷島北1条ビル」移転オープン

経済総合

 シメパフェ発祥の店が一時閉店ーー。クリプトン・フューチャー・メディア(本社・札幌市中央区)が札幌市中央区南3条西5丁目の商業施設「ノルベサ」1階で展開している「ミライスト・カフェ」が5月6日で閉店、6月中旬に「敷島北1条ビル」(北1条西3丁目)地下1階に移転オープンする。(写真は、ノルベサ1階にある「ミライスト・カフェ」)

「ミライスト・カフェ」は、クリエイティブ活動を発信するクリプトン・フューチャー・メディアの新プロジェクト「ミライスト」の展開のひとつで新しい出会いや発見、チャンスの場を提供するリアルメディアとして2014年10月24日に「ノルベサ」1階にオープンした。内装は一級建築士事務所のフィルド(札幌市中央区)が手掛けた。

 昼はカフェ、夜はバーに使う約80席のスペースのほか、道内外の作家たちによる優れたデザインアイテム約300種類が並ぶショップスペース、ワークショップや勉強会でインスピレーションや学びの場となるフリースペースも併設している。

 また、飲んだ後の締めはパフェで、という“シメパフェ”の発祥店舗とされ、札幌発の“シメパフェ文化”を発信する店舗としても知られている。

 ノルベサ1階で4年半にわたって営業してきたが、このほど5月6日で一時閉店、6月中旬に移転オープンすることになった。新店舗は、北1条通と駅前通が交差する北東角にある敷島北1条ビルの地下1階。街の中でありながら隠れ家のような空間で、北海道の素材を生かしたパフェや食事など特別な時間を提供する空間に仕上げる。
 ミライストとは、未来に繋がるストリートを意味し、リアル(人が集まる場)とバーチャル(情報が集まるウェブ媒体)の2つのメディアを通してクリエイティブ活動を発信、デザイン、食、音楽、ITなど「つくる人」たちが交差する場づくりを目指すプロジェクト。

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