名古屋発祥の全国コーヒーチェーン、「コメダ珈琲店」が札幌市内で初めて都心部に出店する。22日、狸小路商店街にオープンする「狸小路2丁目店」がそれ。既存ビル1階への居抜き出店で、ビルインタイプとしては札幌1号店になる。
(写真は、22日午前7時に開店する「コメダ珈琲店狸小路2丁目店」)
店舗は、狸小路商店街2丁目南にあるN・Vicoloビル1階(1988年7月竣工)。移転した日本料理店「ねぎま」の後継テナントとして出店した。店舗を運営するのは、ファースト・プログレス札幌。同社は、コメダ珈琲店のフランチャイズ(FC)運営を全国で複数手掛けている正和製菓(本社・三重県四日市市)の現地子会社。正和製菓は、2017年9月14日にオープンした「手稲前田店」(手稲区)の運営を手掛けている。
新店舗は、既に木目調の内装を施したコメダ特有の珈琲店になっており、出入り口も通常のコメダ珈琲店仕様。座席数は80席程度で、営業時間は午前7時から午後11時。人気のシロノワールやモーニング、サンドイッチも提供する。
「コメダ珈琲店」は、2016年8月10日に「東札幌5条店」(白石区)で北海道に初進出。以降、同年11月29日「清田北野店」(清田区)、17年8月7日「南34条石山通り店」(南区)、同年9月14日「手稲前田店」(手稲区)、同年10月3日「二十四軒店」(西区)、同年12月18日「江別一番町店」(江別市)をオープンさせてきた。
さらに18年7月30日には「新琴似一番通店」と「苫小牧弥生店」(苫小牧市)が開店した。いずれも郊外の路面店での出店だった。なお、12月中旬には、札幌市東区東雁来に「サツドラ東雁来店」と同じ敷地内に「コメダ珈琲店東雁来店」を出店、年内に北海道10店舗になる。