札幌証券取引所アンビシャス市場に上場している健康コーポレーション(本社・東京都新宿区)のグループ会社であるRIZAP(同・同)は、ソフトバンク(同・東京都港区)と共同でRIZAPの指導を遠隔地でも気軽に受けられるサービスを共同開発する。(写真は、健康コーポレーションの瀬戸憲社長=2015年1月の札幌証券取引所年間功労賞の受賞式で)
RIZAPは、パーソナルトレーニングジムを運営、これまで4万人を超えるお客にサービスを提供してきた。今回、親会社である健康コーポレーションが持つ美容・健康に関するヒット商品のマーケティング力とRIZAPが持つ運動指導・栄養指導のノウハウ、それにソフトバンクのIT・通信技術を組み合わせてICT領域でのヘルスケア新サービスを共同開発することで16日合意した。
具体的には、まずRIZAPのジムがない地方の遠隔地などでも気軽にサービスが受けられるようなサービスを来春メドに開発するほか、ヘルスケアデバイスの開発、RIZAPのヘルスケアに関するビッグデータを活用した健康維持と病気の予防に繋がるヘルスケア・プラットホームの構築を進めていく。
ICT技術とヘルスケアのノウハウを組み合わせた新たしいビジネスモデルを創造する協業体制として注目される。