生キャラメルブームの火付け役になった花畑牧場(北海道河西郡中札内村、田中義剛社長、資本金2000万円)が、札幌市内の直営ショップを9月21日で営業終了する。生キャラメルブームのピーク時には札幌市内だけで3店舗を構えていたが、札幌大通店を閉めることで札幌市内から花畑牧場の直営店は姿を消す。今後は、本社のある中札内村と夕張市、新千歳空港、小樽市の道内4拠点で営業を続ける。(写真左は店頭に張り出されている営業終了のお知らせ、写真右は花畑牧場札幌大通店)
花畑牧場の直営店は、生キャラメルブームが巻き起こった7~8年前には札幌市内に札幌駅地下街、札幌時計台前、大通の3ヵ所あった。ブームは2年ほどで過ぎ、札幌駅地下街と時計台前の店舗は営業を終了、大通店のみで営業を続けてきた。
大通店は、2011年10月中旬で閉店する予定だったが、撤回して営業を続行してきた経緯がある。それから3年、9月21日をもって営業を終了する告知が再び張り出された。
札幌大通店は、札幌市中央区大通西5丁目の桂和大通ビル38(元商工ファンド札幌ビル)の1~2階にあり、生キャラメルを使用したオリジナルアイスクリームやドリンクを販売、2階は大通公園を間近に眺められカフェスペースとして人気があった。
札幌撤退で、道内拠点は本社のある中札内村と夕張市(季節営業)、小樽市、新千歳空港の4ヵ所になる。