北海道経済産業局は、道内の専門量販店やコンビニエンスストアの3月販売動向を12日に公表した。それによると、家電量販店やドラッグストア、ホームセンターは消費増税前の駆け込み需要が反映して大きく伸び、コンビニエンスストアも既存店で前年同月比3・4%増など久々の高い伸びを示した。
 
 
 3月の専門量販店販売額は以下の通り。
■家電大型専門店 販売額231億4300万円 店舗数82 (※売場面積500㎡以上で10店舗以上を有する企業の販売合計)
■ドラッグストア 販売額187億7700万円 店舗数572 (※50店舗以上を有する企業もしくはドラッグストアの年間販売額が100億円以上の企業の販売合計)
■ホームセンター 販売額120億1400万円 店舗数172 (※ホームセンターを10店舗以上有する企業もしくはホームセンターの年間半販売額が200億円以上の企業の販売合計)
 
 専門量販店の各月販売額は今年1月から統計が公表されるようになったため、前年同月との比較はできない。単純に前月の2月と比較すると、家電量販店では120億円増加、ドラッグストアも22億円、ホームセンターは50億円ほどそれぞれ伸びている。
 
 コンビニエンスストアの3月販売額は426億7900万円(新店含む)で前年の3月に比べて5・4%と久々に大きく伸びた。既存店だけをとってみても3・4%増になった。既存店売上げは昨年度に7ヵ月間も前年同月を割り込むなど苦戦していた、消費増税前の買いだめ需要がコンビニエンスストアにも波及した形だ。
 詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/information/keizai/index.htm


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