旭川市中心部の4ヵ所でホテル建設が進んでいる。かつて、冬期間は「旭川冬まつり」期間中くらいしか見込めなかった旭川の宿泊需要だったが、近年は“旭川の冬”を目指すインバウンドが着実に増加、宿泊需要もうなぎ上りで増えている。札幌に負けず、旭川でもホテル建設が活発だ。
(写真は、2027年2月にオープン予定の「FAV LUX(ファブラックス)旭川」)
2027年2月にオープン予定の「FAV LUX(ファブラックス)旭川」は、旭川の歓楽街・さんろくから徒歩数分の2条通7丁目角に建設中。11階建て建物の建設工事は、終盤を迎えている。2人から6人の宿泊客を対象に、部屋の広さは28㎡から70㎡。備え付けサウナなどがある7タイプの客室を用意し、長期滞在者用にキッチンや洗濯・乾燥機を備えた部屋も完備している。全64室。
(写真は、アルファコートがホテル建設に着手しているファッションビル・オクノ跡地)
平和通買物公園のファッションビル・オクノ(2025年7月閉館、3条通7丁目)跡地には、不動産開発のアルファコート(本社・札幌市中央区)がホテルを建設に着手している。同社のキャッチフレーズである《札幌保有不動産 三冠王》の広告が大きく描かれている、工事現場を囲う塀の中は確認できないが、市内ホテル関係者によると客室は300室程度。
運営は、「ドーミーイン」を全国展開する共立メンテナンス(本社・東京都千代田区)が行う予定。同社は、オクノと近距離にあるマルカツデパート(2022年10月閉館、買物公園2条通7丁目)跡地と一体で、立体駐車場などの再開発も進める計画。
(写真は、楽天ステイが建設中の「Rakuten STAY旭川」)
買物公園から東に2~3分の場所では、楽天ステイ(本社・東京都港区)が「Rakuten STAY旭川」(2条通6丁目)を建設している。規模や客室数は正式発表されていないが、敷地面積は約800㎡、工事期間は2027年7月30日までとなっている。
ホテルチェーンのグリーンズ(本社・四日市市)は、買物公園から徒歩7~8分の1条通9丁目にホテルを建設中だ。旧産婦人科病院と駐車場の跡地で、荒井建設(同・旭川市)の所有地。敷地面積は約1400㎡。建物は9階建て、部屋数は約170室。敷地は、グリーンズが荒井建設から賃借する。2027年秋開業予定。グリーンズは、道内では「コンフォートホテル」と「コンフォートホテルERA」を札幌、函館、釧路、帯広、北見。苫小牧、千歳の8ヵ所で展開している。
(写真は、JR北海道旭川支社の敷地にある2階建て自走式駐車場)
その他にも、JR北海道(本社・札幌市中央区)が旭川支社の敷地にある2階建ての自走式駐車場を取り壊してホテルを建設する計画も伝わっている。こちらは、敷地面積約5700㎡と広く、比較的規模の大きい開発になりそうだ。

































