十勝毎日新聞が運営する「十勝千年の森」が閉園

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 十勝毎日新聞社(本社・帯広市)のグループ会社が運営する観光庭園「十勝千年の森」(上川郡清水町羽帯南10線)が、2026年10月12日(月・祝)の今シーズン最終営業日をもって閉園する。2008年にオープンして以来、観光庭園としての役割を18年間で終了する。(写真は、「十勝千年の森」の入り口)

「十勝千年の森」は、前社長で現顧問、主筆の林光繁氏が、新聞発行に伴う用紙使用分を、カーボンオフセットする志から始まった。林氏は、王子製紙林木育種研究所に問い合わせ、当時の発行部数で計算して約800haの森を造成すると、オフセットできると判断、1991年から3年間をかけ、清水町羽帯の約500haの土地を取得した。この地は日高山脈の芽室岳、久山岳、剣岳を望み、水も豊富な「山紫水明」の地で、かつて、国連大学構想の適地として、北海道開発庁がリストアップした場でもあったという。

 カーボン・ オフセットを主目的にしつつ、森、庭、農、アート、食を充実させ、自然と触れ合える場として高野ランドスケーププランニング(本社・札幌市中央区)、イギリスの世界的ガーデンデザイナー、ダン・ピアソン氏の協力のもと、2008年にオープン。2012年には英国ガーデンデザイナーズ協会の大賞、国際賞を受賞、2015年には日本芝草学会の日本芝生文化大賞、2017年には土木学会デザイン賞最優秀賞を受賞している。

 千年後の未来へ遺し、引き継ぐ大切な財産として、育樹祭、植樹祭を実施してきたが、十勝毎日新聞社は、近年のさまざまな環境変化や厳しい事業状況を総合的に勘案して閉園を決めた。閉園まで2026年9月19日(土)~同年同月23日(水・祝日)まで「オータムフェスタ」、10月10日(土)から同月12日の最終日まで「クローズ感謝祭」を行う。なお、育林業は継続し、園内のキサラファームは農業とチーズ工房でのチーズ製造も継続する。

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