いつまで続くか「完全閉店」折込チラシ、紳士服の山下「羊ヶ丘通店」只今8回目

経済総合

 ザザホラヤ(本社・北九州市)が展開している「紳士服の山下 羊ヶ丘通店」(札幌市豊平区福住1条5丁目4-5)の「完全閉店」折込チラシが続いている。少なくとも2026年7月18日から現在までに、8回の「完全閉店」と銘打ったチラシを新聞に折り込んだ。いずれも「本日10時スタート」と記されている。(写真は、これまでの「紳士服の山下 羊ヶ丘通店」の「完全閉店」チラシ)

「完全閉店」セールと聞くと、消費者は在庫処分一掃の低価格での販売を想像する。その店舗が長年営業してきたとすれば、消費者は愛惜の気持ちを抱く。「完全閉店」の言葉を大きく刷り込んだチラシは、いわば感情に訴える販促手法と言える。そんなチラシを頻発しているのが「紳士服の山下 羊ヶ丘通店」。

 これまでに分かっているだけで8回の「完全閉店」チラシを新聞に折り込み、チラシにはいずれも紳士・婦人衣料品の閉店大処分と銘打って、店内最大9割引きで販売と謳われている。完全閉店特別割引として、オーダースーツ全品半額なども同じ内容で掲載されている。

「紳士服の山下」のルーツは、1912年に札幌で創業した紳士服の山下洋品店。2005年10月にザザホラヤがM&A、現在はザザホラヤのブランドの一つとして、「羊ヶ丘店」、「ウイングベイ小樽店」(小樽市)、「ZAZA YAMASHITA手稲前田店」(札幌市手稲区)の3店舗を展開している。「新道東店」(札幌市東区)は、2026年4月から完全閉店セールを実施していたが、最近になってホームページ上ではフェードアウトした。「羊ヶ丘通店」の閉店期日は、8回中2回のチラシに《2026年9月27日の営業をもちまして、一度その歴史に幕を下ろします。》(原文のまま)と記されているが、直近8回目にはその記載はない。「その歴史に幕を下ろします」に「一度」が入っていることから、「完全閉店」ではなく「閉店」のことではないか、またまた消費者は戸惑ってしまう。

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