楽天グループ、札幌・中島公園近くでホテル計画

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 楽天グループ(本社・東京都世田谷区)のグループ企業で楽天銀行(同・同都港区)の100%出資子会社、楽天信託(同・同)は、「Rakuten STAY札幌中島公園」(仮称)の建設を計画している。(写真は、「Rakuten STAY札幌中島公園」の建設予定地)

 建設場所は、札幌市中央区南8条西3丁目1-1、1-18の約166坪(549・25㎡)の土地で、「ホテルJALシティ札幌中島公園」の東側隣接地。現在は、時間貸し駐車場として利用されている。ホテルの建築面積は約121坪(399・71㎡)、鉄骨造、地上9階建て、延べ床面積は約1028坪(3395・23㎡)、建築物の高さは31m。建築主は楽天信託、設計、監理はフィルド(札幌市中央区)、施工は未定。着工は、2025年4月1日頃を予定している。

 楽天グループの「Rakuten STAY」は、全国で46施設が稼働しており、楽天ID決済で楽天ポイントが貯まり、使うこともできる。北海道では、2025年着工予定で、富良野に建設する計画があり、今回のプロジェクトは、楽天グループとしては、札幌で初めての物件となる。建設場所は、地下鉄中島公園駅から、徒歩5分程度で、多くのホテルが建っているエリア。駅前通から1本東の西3丁目通沿いだが、ススキノにも近く、利便性は高い。周辺には、時間貸し駐車場として利用されている土地が多く、今後もホテル建設が続きそうだ。

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