ホテルオークラ(本社・東京都港区)の子会社でホテル運営会社のオークラニッコーホテルマネジメント(同・同都品川区)は、2019年開業予定で「ホテルJALシティ札幌中島公園」を運営する。札幌では初のホテルブランドで、広い間取りと先端デジタル機器を標準装備する新コンセプトの「JALシティ」としては全国2ヵ所目となる。IMG_8171 (2)(写真は、JALシティ札幌中島公園の建設予定地)

 オークラニッコーホテルマネジメントは、2015年10月にJALホテルズとホテルオークラのホテル運営部門が統合して誕生。出資比率はホテルオークラ80%、JALホテルズ11%強、その他となっている。
 同社が運営する北海道のホテルは「ホテルオークラ札幌」、「JRタワーホテル日航札幌」、「ホテル日航ノースランド帯広」の3軒。

 今回、運営する「JALシティ札幌中島公園」は、札幌市中央区南8条西3丁目1―25に立地。13階建て、客室は211室、延床面積約2793坪。建物施設は、ミサワホーム(本社・東京都新宿区)が出資する合同会社札幌NK開発が建築主で、同社から委託を受けたオリックス不動産投資顧問(同・同都港区)がアセットマネジメント業務(投資用資産の管理)とプロジェクトマネジメント業務を行う。
 オークラニッコーホテルマネジメントは、完成した施設の所有者になる合同会社札幌NKマネジメントと運営管理契約を2017年8月31日に締結している。

「JALシティ札幌中島公園」の平均客室面積は約7・5坪でこのブランドのホテルとしては初の温浴施設を備える。20代後半から40代前半の国内外のお客をメーンターゲットにしたシンプルモダンな空間にする。
 
 新ホテルは鴨々川沿いで、「ホテルリリーフ札幌すすきの」の隣接地。現在は、時間貸し駐車場として利用されている場所に建設される。中島公園よりもすすきのに近い区域。



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