ソラーレホテルズアンドリゾーツ(本社・東京都港区)は、ホテル「暖雪 札幌」(札幌市中央区南6条東2丁目1-1)を2025年4月に開業する。2022年1月に閉館した「東横イン札幌すすきの南」をリノベーション、新ホテルに生まれ変わらせる。同社が展開する、その土地ならではの特別な体験を提供する「FIFTH SEASON HOTELS」シリーズの一つとして誕生する。(写真は、2025年4月に開業する「暖雪 札幌」)
ソラーレホテルズアンドリゾーツは、「雨庵」「ザ・スクエアホテル」「ホテル・アンドルームス」「ロワジールホテル」「ロイヤルパインズホテル」「チサン」など、17のホテルブランドを有し、国内45ヵ所のホテルを展開。「FIFTH SEASON HOTELS」は、四季に加え、その土地ならではの気候風土を「5番目の季節」として捉え、地域独自の魅力をより深く感じられる、ホテルステイをデザインするコレクションホテル。
「FIFTH SEASON HOTELS」としては、「金沢の雨まで、旅の魅力に。」をコンセプトにした「雨庵 金沢」に続いて2軒目。「暖雪 札幌」の「5番目の季節」は、冬から春の間、厳しい寒さが和らぎ、暖かくなっていく期待感やその季節に見られる生命力や美しさをテーマにしている。北海道だからこそ感じる「暖かさ」の価値を追求、日常で疲れた心と身体を癒す、温もりのある空間を目指す。
「暖雪 札幌」の特徴の一つに、サウナと大浴場がある。数多くのサウナ施設をプロデュースする松尾大氏(通称「ととのえ親方」)と、銭湯設計の第1人者である今井健太郎氏がタッグを組み、北海道の自然を感じるサウナと大浴場をプロデュースした。デザインと機能性が融合した湯空間で極上の「ととのい体験」が楽しめる。
また、北海道在住のフォトグラファー前田景氏による、雪景色をテーマにした作品が、館内、各客室に展示され、幻想的な北海道の魅力を間近に感じることができる。フロントには、北海道で活躍する左官職人、野田肇介氏が、北海道の土を使った伝統工法でつくった土壁が掲げられ、繊細で味わい深い空間になっている。
客室には、さまざまなタイプがあり、プライベートサウナ付き客室は、セルフロウリュやチラー付き水風呂で究極のサウナ体験を提供する。最大定員6人のアパートメントタイプの客室は、ミニキッチンを備えた広々とした空間のため、家族やグループでの長期滞在にも最適。敷地面積約543坪(1792・64㎡)、延床面積約2012坪(6639・69㎡=ホテル部分)、客室数136室。
ソラーレホテルズアンドリゾーツは現在、北海道で、「ホテル・アンドルームス札幌すすきの」(札幌市中央区)、「ランプライトブックスホテル札幌」(同)を展開しており、「暖雪 札幌」は3軒目となる。