【動画】星野リゾートが旭川で初の入社式、全国750人のうち北海道配属76人が参加

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 星野リゾート(本社・長野県北佐久郡軽井沢町)は2024年4月3日、旭川市で展開する「OMO7旭川(おも)by星野リゾート」で入社式を初めて開催した。昨年までは、全国1ヵ所に全国の新入社員が集まって実施していたが、今年は北海道、青森県、長野県、沖縄県の4ヵ所をリモートで結び、同時開催した。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、「OMO7旭川」で行われた北海道の新入社員76人の入社式)
(写真は、奥入瀬渓流ホテルからリモートで歓迎の言葉を述べる星野佳路代表)

 星野リゾートは、入社時期を4月、6月、10月、2月の4回設け、新入社員が個人の意思で入社時期を選択できるようにしている。2024年度は4月に750人、6月、10月、2月を含めると840人の新入社員が入社する予定。キャリア採用を合わせると1050人で、過去最多となる。4月入社の新入社員を含めると、同社の総社員数は約4700人。

 北海道の会場となった「OMO7旭川」には、星野リゾートが道内で展開する施設などに配属される76人(内訳は大学院卒1人、大卒47人、短大卒4人、専門学校卒9人、高卒15人)が集まり、入社式に臨んだ。青森県奥入瀬渓流ホテルでの入社式に出席した星野リゾート・星野佳路代表は、「会社は皆さんをサポートし、仲間同士が助け合うことにコミットとしていくので、皆さん一人ひとり、その責任を感じていただきたい。先輩、仲間、そして来年に入ってくる後輩に対して、自分がチームの一員としてどうあるべきなのかを考えて、行動に出る勇気をもってもらいたい」と歓迎の言葉を述べた。

 その後、同社では2003年から行われている恒例の新入社員行事である「契りの会」が行われた。この会は、各ブロックごとの新入社員の代表が川柳を一首を詠んだ後、社員全員が絵の具に手を浸し、手形を押して絆を深めるもので、北海道会場では、北海道の地図が描かれた横断幕に76人が色とりどりの手形を押した。

 式では「OMO7旭川」で実施している街歩きの案内人、OMOレンジャーによる「旭山動物園講座」が特別バージョンで開催され、動物の鼻の形や嗅覚の良い動物の順番を当てるクイズなどが行われた。また、各会場から2人ずつ、星野代表に質問する時間も設けられ、「良い宿とは?」、「100年後のビジョンは?」、「挫折や苦しかったことは?」などに丁寧に答えていた。

(写真は、新入社員の鈴木彩恵さん=右と佐々木大輔さん)

 札幌出身で北海道教育大学岩見沢校卒の鈴木彩恵さん(22)は、「人の人生や気持ちをプラスに変えることにやりがいや喜びを感じてきました。星野リゾートは、旅を楽しくすることを土台に、さまざまな活動をしており、私の感じるやりがい、喜びをお客さまに提供できると考え入社しました。道産子でも知らないような北海道の魅力を積極的に発信していきたい」と話した。
 また、苫小牧出身で北海道情報大学卒の佐々木大輔さん(22)は、「多くの人と関わり合いながら、大きな目標に向かっていくことが好きなので、星野リゾートのフラットな組織やスタッフと互いに意見を交換しながら、良いアイデアを高めていく社風に魅力を感じました。チームを引っ張っていけるように知識や行動を磨き、お客さまにより良いサービスを提供していきたい」と述べていた。

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