ススキノにある、「サウナリゾートオリエンタル札幌」を併設したシティホテル「センチュリオンホテル&スパ札幌」(中央区南6条西3丁目1-11)が、2023年1月16日で閉館する。居抜きリニューアルオープンしてから約3年で営業を終了する。(写真は、2023年1月16日に閉館する「センチュリオンホテル&スパ札幌」)

「センチュリオンホテル&スパ札幌」は、南6条通の1本南側の仲通りに面して建っている。元々は新東商事(札幌市中央区)が1990年頃に開業した「ホテル新東」だったが、2019年11月にセンチュリオンインターナショナル(本社・東京都台東区)が居抜きリニューアルして、「センチュリオンホテル&スパ札幌」をオープンさせた。

 デザイン性の高い客室が特徴で、客室数は103室。併設している「サウナリゾートオリエンタル札幌」は、サウナとスパを楽しめる施設で、サウナは地域唯一の高温100℃サウナ・オートロウリュ付き。最新のサウナストーブikiも導入している。

 土地所有者は、個人から2019年にコンチネンタル不動産(同・東京都港区)に移ったが、その後、2020年にみずほ信託銀行(本店・同都千代田区)が信託受託者となり、信託受益権者(事実上の所有者)は、みずほ丸紅リース(旧エムジーリース、本社・同)になった。この敷地の東側の土地約1000坪は、時間貸し駐車場として利用されている。ススキノ中心部に残された広大な遊休地と隣接する土地だけに、みずほ丸紅リースはどう動くか。


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