ニセコに新しい高級ホテル「雪(セツ)ニセコ」が、2022年夏にプレオープンする。シンガポールの不動産開発会社、SCグローバル・デベロップメンツが開発しているもので、洗練されたデザインとラグジュアリーなライフスタイルを提供するニセコの新たなベンチマークになりそう。(画像は、羊蹄山が望める「雪ニセコ」)
(画像は、「雪ニセコ」の客室)
立地場所は、虻田郡倶知安町字山田181-55のニセコ高原比羅夫線沿いで、スキー・スノーボードのニセコ東急グラン・ヒラフまで車で2分の好立地。地下1階、地上6階建て、4つの棟で構成された商業施設を含むホテルコンドミニアム。敷地中央には各棟に囲まれた中庭があり、客室からは羊蹄山、ニセコアンヌプリをパノラマ眺望できる。
客室数は190室で、広さによって6タイプがあり、ペントハウス(最上階にある特別仕様の客室)の広さは、テラスを除いて183㎡から489㎡までの種類がある。コンドミニアム型ホテルレジデンスとして管理運営される各部屋は、投資として所有運営することも可能で、41㎡から66㎡までの種類があるスタジオアパートメントは57万ドル(約6500万円)から。管理運営は、ニセコマネージメントサービス(倶知安町)。オーナーは、所有する部屋を使用しない期間はホテルとして貸し出すことも可能。
「雪ニセコ」の大きな特徴が、多彩なダイニングゾーン。ミシュランシェフである北海道出身の佐藤大典氏と札幌をベースに自家焙煎珈琲スタンド「Baristart Coffee」を展開する石井雅也氏による美食のコラボレーション「Meli Melo Yuki No Koe」、同じくミシュランシェフ、荒木啓至氏が率いる隠れ家的な天ぷら専門店「天ぷら あら木」のほか、東京で食通に評判のラーメン店「AFURI(阿夫利)」、ネットショップ「北国からの贈り物」(川上郡弟子屈町)の社長で加藤水産三代目の加藤敏明氏による「蟹鮨 加藤INORI」、ボストン育ちのオーナーシェフ、トラビス・マシエロ氏によるクラシックなヨーロッパレストランとアメリカ東海岸の料理スタイルを融合させた「ルークズ・オイスターバー&チョップハウス」、世界各地から取り寄せたワインのセレクション「Park90ニセコ」がそれぞれ出店する。
また、750㎡の広さがあるスパ&ウェルネスセンターは、温泉、サウナ、水風呂、4つの貸切風呂のほか、温泉ラウンジ、ジム、ヨガスタジオがあり、ヒラフ地区最大のウェルネス施設になる。