JR野幌駅と美唄駅の駅前にホテル建設が進んでいる。いずれのホテルも市民交流機能を付加し、地元産農産物を利用した食を提供するなど地域創生拠点と位置付けている。(写真は、JR野幌駅前で建設が進んでいる「野幌駅前複合ビル」)
JR野幌駅南口駅前広場の隣接地で建設が進んでいるのは、仮称「野幌駅前複合ビル」。敷地面積約945坪(3121・13㎡)のうち約298坪(984・75㎡)を利用して、鉄筋コンクリート造の地上5階建ての建物にする。延べ床面積は約751坪(2479・66㎡)、建物の高さは18・35m。
建築主は、クリーンハウス(三笠市)、設計、監理はファウンド(札幌市西区)、施工は折笠建設(三笠市)。客室数は全65室で江別市内では初の本格的ビジネスホテルになる。工期は2019年2月から同年12月末まで。
(写真は、JR美唄駅前のホテル建設現場)
JR美唄駅前では美唄自動車学校(美唄市)が、ホテルを建設している。建設場所は、同市東1条南3丁目で、2年前に同学校が市有地と北海道中央バスの所有地を取得していた。
鉄筋コンクリート造の5階建て、延べ床面積約606坪(2000㎡)。客室数は37室。設計、監理は開発工営社(札幌市中央区)、施工は近藤建設(美唄市)。全37室で工期は、18年11月初旬から19年12月末まで。
いずれのホテルも地元産農産物を利用した食を提供するほか、美唄ではアルテピアッツア美唄など観光コンテンツと連携した地域活性化の機能も盛り込む。