JR野幌駅南口駅前広場の隣接地で建設が進んでいる江別市内初の本格的ビジネスホテル「ホテルリボーン野幌」(江別市東野幌本町6—43)の開業まで残り1ヵ月あまり、建設の仕上げ作業が本格化している。(写真は、開業に向け準備が進む「ホテルリボーン野幌」)

「ホテルリボーン野幌」を運営するのは、介護事業や保育サービス事業などを展開しているクリーンハウス(本社・岩見沢市)のグループ会社、メジャーセブン(同・札幌市中央区)。メジャーセブンは、ホテルモントレ札幌やホテルモントレエーデルホフ札幌などの総支配人や役員を務めた柳森利宣氏が2006年に設立。その後変遷を経てクリーンハウスグループとなり、柳森氏は現在専務を務めている。
 
 12月24日に開業する同ホテルは、市民交流センターを併設しており人と地域を結びつける拠点の役割も持つ。敷地面積約945坪(3121・13㎡)のうち約298坪(984・75㎡)を利用した鉄筋コンクリート造の地上5階建ての建物で、延べ床面積は約751坪(2479・66㎡)となっている。客室数は65室でスタンダードツイン(広さ18㎡)24室、エコノミーシングル(14・1㎡)9室などで構成。各部屋にはUCCコーヒードリップポッドが用意されている。
 
 レストラン「ピカタ」は、「ごちそう野菜の朝ごはん」がコンセプトで洋食中心のビュッフェ形式。宿泊者だけでなく地域の人たちも利用できるようにランチ営業も実施する。江別市内には本格的なビジネスホテルがなかったため、観光客やビジネス客は札幌で宿泊していたが、「ホテルリボーン野幌」の開業で江別の宿泊需要がどう変化していくかバロメーターの役割も担いそうだ。
 


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