西日本シティ銀行(本店・福岡市博多区)系の不動産会社で商業施設やオフィスビルを展開している福岡地所(同・同)は、札幌市中央区北3条西2丁目にシティホテルを建設する。運営は子会社のホテル運営会社、エフ・ジェイホテルズ(同・同)が行う。福岡地所系の企業が札幌に進出するのは初めて。(写真は、ホテルフォルツァ札幌駅前の建設予定地)
ホテル名は「ホテルフォルツァ札幌駅前」(仮称)で、敷地面積270坪の土地に約200室のホテルを建設、2019年春に開業する予定。エフ・ジェイホテルズは、グランドハイアット福岡やハイアットリージェンシー福岡など最高級ホテルからビジネスホテルまで、福岡を中心に約2000室を展開している。直近の売上高は約118億円。
「ホテルフォルツァ」は、宿泊重視型のスマートホテルがコンセプトで、全室禁煙、地元名物料理を使った朝食などが特徴。2008年に大分(205室)、12年に博多・筑紫口(170室)、14年に長崎(175室)をオープン。17年2月には博多駅博多口(113室)、8月には博多・筑紫口を増築(65室)してオープンする予定になっている。
今回、札幌進出と同時に大阪にも進出。今後も全国主要都市に「ホテルフォルツァ」の新規出店を進める。