【動画】高さ94m「札幌ダイビル」起工式、商業・オフィス・ホテルの大型複合ビル2027年1月竣工

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 ダイビル(本社・大阪市北区)は2024年7月11日、札幌市中央区南2条西4丁目の「PIVOT」跡地など約952坪(約3143㎡)を利用した「札幌ダイビル」の起工式を行い、建設工事に着手した。商業、オフィス、ホテルからなる高さ94mの複合大型ビルで、竣工は、3年半後の2027年1月末が予定されている。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、起工式で鍬入れの儀を行うダイビル・丸山卓社長)
(写真は、「札幌ダイビル」完成予想パース)

 この日、現地でダイビル関係者や施工関係者、商店街関係者など約50人が集まり、三吉神社の神職2人による神事が催された。ダイビル丸山卓社長らによる鍬入れの儀や玉串奉奠(たまぐしほうてん)などが行われ、安全を祈願した。
 その後、札幌グランドホテルに会場を移して直会(なおらい)が開催された。丸山社長が登壇し、「建設コストの上昇は織り込んでいたが、それをさらに上回る最終見積もりが出て、目まいがしそうだった。そこから数ヵ月間、どうやればコスト上昇に見合った出来栄えにすることができるかについて、設計者や施工者と検討作業を共同で行った結果、起工式を迎えることができた」と当初の予定通りに進んでいることを強調。続けて、「商業、オフィス、ホテルの3要素を含んだ複合大型ビルに取り組むのは、1923年の当社創立以来となる。単なるビルだけではなく、まちづくりのプロジェクトでもあり、札幌の発展に貢献したい」と挨拶した。

(写真は、直会で挨拶するダイビル・丸山社長)
(写真は、挨拶する日建設計・大松社長)

 設計、監理を担当する日建設計(本店・東京都千代田区)の大松敦社長は、「商業、オフィス、ホテルの3用途を3つのギフトボックスに見立てて、それらを積み重ねる構成にして華やかさを演出した。それぞれが異なる個性的な表情を持ちながら、配色に配慮し全体としての品格を併せ持つデザインにしている」と紹介した。また、高い耐震性がある制震構造の採用や災害時のBCP対策のほか、オフィス部分は建築物省エネルギー性能表示制度のZEBオリエンテッド取得を目指すことも強調した。

(写真は、乾杯の音頭をとる大林組・笹川副社長)

 施工を担当する大林組(本社・東京都港区)の笹川淳副社長は、「地下鉄や市電の運行に支障をきたさないように地下街ポールタウンと接続する厄介な工事も入っている。本当に難易度の高い工事だが、札幌ダイビルは新しい札幌のランドマークになることは間違いないと確信している」と語った。来賓として出席した秋元克広札幌市長は、「建設地は北海道、札幌を代表する商業地。新しい札幌の顔として道民、市民が親しめる施設になると期待している」と挨拶した。

「札幌ダイビル」は、地下2階、地上19階、延べ床面積約1万2727坪(約4200㎡)、高さ94・430m。地下2階から地上2階が商業、3階から8階がオフィス、9階が機械室、10階から18階がホテル。ホテルは、ウェディング事業国内大手、テイクアンドギブニーズ(本社・東京都品川区)が手掛けるラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」(トランクホテル)。2017年に開業した東京・神宮前、2023年9月に開業した東京・代々木公園に続く3ヵ所目となり、北海道での展開は初めてとなる。
(写真は、「札幌ダイビル」が建設される敷地)

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