2023年3月開業の「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)内に、新球場の命名権を取得した日本エスコン(東京本社・東京都港区、大阪本社・大阪市中央区)が分譲マンション「レ・ジェイド北海道ボールパーク」を建設する。入居開始は新球場開業と同じで、購入者には10年間新球場フリーパスが特典として付く。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、「北海道ボールパークFビレッジ」内に建設される「レ・ジェイド北海道ボールパーク」=2021年8月17日会見時のプロモーションビデオから)
不動産の総合開発事業を全国で展開している日本エスコンは、北海道日本ハムファイターズ(本社・札幌市豊平区)が北広島市に新球場建設を決定した頃から本格的に北海道に進出。2020年1月には、「エスコンフィールドHOKKAIDO」として新球場の命名権を取得したほか、JR北広島駅西口の駅前広場の再開発事業について北広島市とパートナー協定を締結、地域全体の活性化に取り組んでいる。
今回、同社は、「北海道ボールパークFビレッジ」内の唯一のマンションとして同社マンションブランドの「レ・ジェイド」を冠した「北海道ボールパーク」を建設する。2棟で構成され、建築面積は約566坪(1868・06㎡)、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造の地上14階建て。戸数は118戸で延べ床面積は、約4472坪(1万4760・30㎡)、間取りは1LDKから3LDK、専有面積は約13坪(43・43㎡)から約41坪(137・55㎡)。価格は未定。設計、監理は浅井謙建築研究所(東京都千代田区)、施工は中山組(本社・札幌市東区)。
1階には、木質の天井とレンガ造りの柱と壁で囲まれたコミュニティースペース「ウォームリビング」を配置。中央には暖炉も設ける。隣接して雑誌や書籍を揃えたライブラリーも配置する。「ウォームリビング」前の屋外には共用テラスを設けるほか、屋上にも「Fビレッジ」を見渡せる共用テラスを設置する。また、専用キッチンを備えた「クラブハウス」では、プライベートパーティーや子どもの誕生日会などに活用できる。その他にも、「コワーキングスペース」、来客が宿泊できる「ゲストルーム」、全118戸分の「トランクルーム」などを設置する。
日本エスコンは、年明けにマンションギャラリーを建設して価格帯も決める。同社の加藤嘉朗・執行役員開発事業本部北海道支店長兼首都圏開発事業部長は、「日常生活がエンターテイメントに囲まれているような特別な一体感を常時感じていただけるマンション。購入者には、10年間分の『エスコンフィールドHOKKAIDO』のフリーパスを特典として付与、北海道、全国の方々がスポーツを身近に感じながらライフスタイルを楽しめる、世界がまだ見ぬマンションになる」と話している。