【動画】屯田・茨戸通(4・5㎞)が全線開通、市街化調整区域を走る電柱・電線がない道路

交通・運輸

 道道札幌北広島環状線の屯田・茨戸通(4・5㎞)が、2026年8月26日に全線開通した。この日、10時から花川通側の屯田多目的広場近くの屯田高架橋西橋畔で、関係者約250人が参加して開通記念セレモニーが行われた。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、開通記念セレモニー)
(写真は、関係車両約100台による走り初め)

 最初に江南神社、新琴似神社の神職による神事が行われ、その後、秋元克広市長が登壇。秋元氏は「道道札幌北広島環状線は、札幌圏連絡道路の一つと位置付けられ、石狩湾新港エリアをはじめとする広域的な物流拠点と札幌、近隣市町村を結ぶ重要な幹線道路。周辺道路の混雑緩和や物流効率化、地域間のアクセス向上、大規模災害時に避難や物資輸送を支える緊急輸送道路の役割など、地域経済と市民生活の安全安心を支える交通基盤になると期待している」と挨拶した。

 続いて、施工者代表として岩田地崎建設の岩田幸治社長が、「橋梁架設では大型クローラクレーンを用いた橋ゲタ架設など高い安全性や施工性能を求められる場面もあったが、無事完成させることができた。道路や橋梁は完成した時が終点ではない。これから先、将来にわたり安定的に機能が確保され、地域住民の暮らしや地域の発展を支え続けてこそ真価が発揮される。屯田・茨戸通が安全かつ快適に利用され、末長く地域に貢献することを願っている」と話した。

 その後、関係者によるテープカットとくす玉開披で開通を祝い、約100台が走り初めを行った。屯田・茨戸道の区間には、屯田みどり橋(橋長15m)、屯田高架橋(同178m)、屯田川涼風橋(20・80m)、江南橋(同14・56m)、茨戸創成橋(同34・40m)の5つの橋がある。片側2車線、幅員33mで道路規格は第4種1級。計画交通量は、1日1万2200台~1万6600台。

 2012年度から3工区に分けて工事に着手、14年を経て開通した。総事業費240億円。札幌市建設土木部道路課の小仲秀知計画担当課長は、「市街化調整区域を走るゆったりした道路で、冬期間の雪堆積スペースも十分にあり、シーズンを通じて円滑な交通を確保できる。電柱、電線がなくて走行性能が高い、いわゆる“王道の道路”」と話した。札幌市の新設道路は、2023年8月4日に開通した「北24条桜大橋」(全長1160m、橋梁部は318・70m)以来となる。創成川通と花川通を最短距離で結ぶため、市の北部を東西に行き来する場合の利便性が高まる。
(写真は、走り初めを締めくくった道路パトロールカー)

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