JR札幌駅前の旧ランドマークと位置付けられていたのが、札幌市中央区北5条西5丁目にあった「センチュリーロイヤルホテル」。そのホテルの解体工事が始まって1年8ヵ月、建物の解体工事がほぼ終了した。駅前には、至る所で再開発の準備が進んでいる。ここでも新たな胎動が始まることになっているが、現在のところその計画は示されていない。
(写真は、ほぼ解体工事が終了した「センチュリーロイヤルホテル」)
(写真は、閉館当時の「センチュリーロイヤルホテル」)
住友生命保険相互(本社・大阪市中央区)が建設した住友生命札幌ビル(地下3階、地上23階、最高高さ88・1m、4~8階はオフィス、上層階がホテル)が竣工したのは、1973年。「センチュリーロイヤルホテル」は、旧札幌国際観光が、1964年に開業した「札幌ロイヤルホテル」(南7条東1丁目)に次ぐ2棟目のホテルとしてこのビルにテナント入居した。札幌国際観光はその後、民事再生などを経て株主が変わりホテル経営から撤退、「札幌ロイヤルホテル」跡地には、マンションや企業の事務所が建設された。「センチュリーロイヤルホテル」の運営は、マルセンクリーニング(本社・釧路市)に変わったが、2024年5月31日、51年の歴史に幕を閉じた。
建物の解体工事は、2か月後の同年7月15日から始まった。注文者は、住友生命保険相互、解体の元請は竹中工務店(本社・大阪市中央区)、解体工事は有明興業都市開発(同・東京都江東区)が担った。工事期間は、2026年3月15日までとなっており、スケジュール通り間もなく解体工事が終了、かつて賑わった駅のランドマークも更地に戻る。ここから再び新たな芽吹きが始まるまで、都心の一角で無聊(ぶりょう)をかこつことになる。


































