ゆで太郎システム(本社・東京都品川区)と信越食品(同・同都大田区)の2社が運営しているそばチェーン店「江戸切りそば ゆで太郎」ともつ専門店「上州 もつ次郎」の併設店舗が、函館市に新規オープンする。2025年4月末に出店する「函館店」がそれで、道内では、札幌市、苫小牧市、千歳市に次ぐ出店で、道内10店舗目になる。(写真は、「ゆで太郎・もつ次郎札幌本通店」)
「ゆで太郎」は、そば粉を店内で製麺し、鰹節から出汁をとってつゆにして提供するそばチェーン店で、全国約210店舗を展開。1994年10月に東京で1号店を出店、2005年頃からFC(フランチャイズ)展開を始め、北海道には、2010年オープンの「南1条店」(札幌市中央区、現在は閉店)が1号店だった。以降、ゆっくりと店舗数を増やし、現在は、札幌市内に6店舗、苫小牧市内に2店舗、千歳市内に1店舗を展開している。いずれの店舗も「ゆで太郎」と「もつ次郎」の併設店となっている。
今回、新規出店する「ゆで太郎市函館店」(函館市鍛治2丁目39-5)も、「もつ次郎」の併設店。出店場所は、産業道路(外環状線)沿いにあった「マクドナルド函館鍛治店」の店舗跡。同店は、2024年11月17日に、移転のため閉店していた。その店舗跡に居抜き出店することによって、ハンバーガー店からそば・もつ専門店に切り替わる。