札幌市は、2025年2月1日(土)から同年3月31日(月)まで、家庭用指定ごみ袋を1枚単位で販売し、レジ袋の代わりとして活用することにより、レジ袋の削減に効果があるかどうかの実証実験を行う。イオン北海道(本社・札幌市白石区)とコープさっぽろ(本部・札幌市西区)、アークス(同・同市中央区)グループのラルズ(同・同)、東光ストア(同・同市豊平区)が、この実証実験に参加する。(写真は、実証実験で使用する専用指定ごみ袋=アークスニュースリリースより抜粋)
家庭用の指定ごみ袋を1枚単位でレジ袋の代わりに活用する取り組みは、恵庭市などが先行して行っている。今回、札幌市も同様の取り組みを行うための実証実験を始めることにした。参加するイオン北海道は、札幌市内の「イオン」「イオンスーパーセンター」「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」「まいばすけっと」の106店舗と石狩市内の「イオンスーパーセンター石狩緑苑台店」で販売する。コープさっぽろは29店舗、ラルズは、「スーパーアークス」「ビッグハウス」「ラルズマート」「フレッティ」の34店舗、東光ストアは、10店舗で取り扱う。
各店舗で販売するのは、10ℓ(1枚20円)と20ℓ(1枚40円、いずれも非課税、東光ストアは20ℓのみ)。ごみ袋の表面には、学生からの公募により決定した、シマエナガの親しみやすいデザインが描かれている。専用指定ごみ袋に印刷された二次元バーコードより、アンケート回答も呼びかける。