コープさっぽろ(本部・札幌市)は、明日9日午前9時に「月寒ひがし店」(札幌市豊平区月寒東4条11丁目)をオープンする。ケーズデンキ月寒店とブックオフ月寒東店が集積した月寒東ショッピングセンター(SC)の食品スーパーとして営業を始めるもので、コープさっぽろにとって月寒地区での出店は20年ぶり。周辺には、ラルズの「スーパーアークス月寒東店」やダイイチの「白石神社前店」などがあり競争激化は必至。(写真は明日オープンするコープさっぽろ「月寒ひがし店」)
「月寒ひがし店」は、土地建物とも賃借物件。建物は宮坂建設工業が建設した。建物面積は約900坪、店舗面積は約600坪でスクウエ(正方形)に近い売場。店舗レイアウトは昨年1月にオープンした「いしかわ店」(函館市石川町)を踏襲。
店舗は、エコ店舗仕様ではない通常タイプの店だが、売場内に柱がないのが特長。売場のレイアウト変更などが容易にできるメリットがある。
北海道の代表的菓子メーカーのギフト品を並べたコーナーやご近所野菜コーナーの導入、デリカ(惣菜)強化のコンセプトは他のコープ店舗と共通している。
食品にプラスしてドラッグコーナーも組み込んだ。テナントは千秋庵製菓など。
月寒東SCの周辺は風致地区に指定されており、ポールサインの大きさが限られているほか、店舗外側に店名サイン等を掲げられない。このため、建物内側に店名サインを設置しガラスを外側に配置することでコープ店舗と分かるようにしている。
明日9時の開店時にはテープカットなどオープンセレモニーが行われる。