イオン北海道(本社・札幌市白石区)は2024年10月29日、「はこだてWAON」の利用金額の一部約494万円を函館市に寄付した。2015年からの寄付金累計額は、2608万円になった。(写真は、「はこだてWAON』寄付金贈呈式。左から大泉潤市長、青栁英樹社長=イオン北海道提供)
函館市とイオン(本社・千葉市美浜区)は、2014年10月に「協働のまちづくりに関する協定」を締結、市民が心豊かに暮らし、夢や希望が溢れる未来のまちづくりに協働で取り組むことにした。その取り組みの一環として、ご当地電子マネー「はこだてWAON」を発行。イオングループの各店舗やWAON加盟店(市内では五島軒、函館朝市、相互交通など)でこの電子マネーを利用すると、利用金額の一部を函館市に寄付、子育て支援事業に役立てられるようになっている。
2023年度(イオン北海道の事業年度2023年3月1日~2024年2月29日)の寄付金総額は、494万2520円となった。この日、函館市役所6階市長会議室で寄付金贈呈式が行われ、青栁英樹社長から大泉潤市長に目録が手渡された。寄付金は、市立保育園のおもちゃ、絵本などの備品、児童館の備品購入費に活用される。「はこだてWAON」の発行枚数は10万1697枚(2024年2月末)、これまでの寄付金総額は、2608万1114円になった。