札幌市北区篠路町上篠路で51区画の宅地造成、55坪900万円以下で販売計画

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 北海道都市開発事業協同組合(事務局・札幌市中央区)は、札幌市北区篠路町上篠路で、総戸数51戸の宅地造成を開始した。造成工事は、2025年6月頃に終了する。
(写真は、札幌市北区篠路町上篠路で始まった宅地造成工事。上は上篠路116番11、118番1、下は上篠路120番1の内、121番1)

 宅地造成が始まったのは、篠路町上篠路の上篠路中学校の近くで、上篠路116番11、118番1の約1457坪(4809・39㎡)、上篠路120番1の内、121番1の約1039坪(3430・02㎡)など3ヵ所。2ヵ所は、農地だったが、既に農地転用を終えており、札幌市の開発許可を受けて、2024年10月3日から造成工事が始まっている。ともに施工は東舗建設(本社・札幌市東区)。上篠路116番11、118番1は24区画、上篠路120番1の内、121番1は15区画、もう1ヵ所は12区画。

 北海道都市開発事業協同組合によると、区画の平均坪数は約55坪で、坪単価は平均15万円。1区画の土地価格は、900万円以下になりそう。同組合によると、加盟している地場ハウスメーカー13社に販売を委託するという。戸建て住宅需要は冷え込んでいるが、底を脱しつつあるという見方もあり、同組合では、来春以降の需要回復を期待している。

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