小商圏ホームコンビニ「DCMニコット」、新十津川町の旧「スーパーSAIGUSA」跡に居抜き出店

流通

 樺戸郡新十津川町にDCMホールディングス(本社・東京都品川区)の子会社、DCMニコット(同・札幌市厚別区)が、ホームコンビニ「DCMニコット新十津川店」(新十津川町309-26)を出店する。オープンは、2024年10月の予定。(写真は、「DCMニコット新十津川店」が出店する旧「スーパーSAIGUSA」)

「DCMニコット新十津川店」は、空き店舗になっているスペースに、居抜きで出店する。このスペースには、創業96年の地元の老舗「スーパーSAIGUSA」が入っていたが、2023年1月25日で閉店。その後、同年4月11日には、全日本食品(本社・東京都足立区)が、直営店舗として「ビレッジストアしんとつかわ」をオープンさせた。しかし、同店は、同年10月18日に撤退した。オープンから半年で閉店した理由は、人手不足。パート・アルバイト従業員のうち3人が退職した後に、求人が集まらず、運営できないとして閉店を決めた。

「DCMニコット」は、小商圏のホームコンビニ業態として、インテリア、家庭用品、食品、ペット用品、衣料品、園芸用品、家庭電器製品、カー用品、DIY用品、作業用品、文房具などを扱う。北海道を中心に、東北、関東に展開しており、総店舗数は111店舗(2024年8月現在)。買い物が困難な地域に積極出店しており、2025年2月期決算では、売上高200億2200万円と、初の200億円超えを狙う。「DCMニコット」は、「月形店」(樺戸郡月形町)も出店しており、国道275号沿いに「DCMニコット」が増える。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER