イオン北海道×JR北海道が6月1日から桑園でKitacaのタッチで50円OFFキャンペーン実施

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イオン北海道(本社・札幌市)とJR北海道(同・同)は6月1日から7月31日までの2ヵ月間、Kitacaなど交通系ICカードをイオン桑園店の専用端末にタッチするだけで50円割引のクーポンが貰えるキャンペーンを実施する。首都圏では交通系ICカードと流通企業がタイアップした割引事例が多いが、道内では初の取り組み。両社はテストマーケティングと位置づけ、今後複数の駅と店舗間でこうしたタイアップ企画を実施していく。(写真は、イオン北海道本社=札幌市白石区)

 この取り組みは環境に優しい公共交通の利用促進と駅に近い店舗の販売促進を目的としたタイアップ企画。JR桑園駅の改札機をKitacaなど交通系ICカードでタッチしてからイオン桑園店に設置した専用端末にその交通系ICカードをかざすと、同店直営売場ですぐに使える50円割引のクーポンが発行される仕組み。このキャンペーンは1日1回有効で、キャンペーン期間中に3回利用するごとに抽選で1000円分のイオンギフトカードが当たるチャンスもある。

 今年3月から交通系ICカードの全国相互利用サービスがスタート、また6月22日からはKitacaが札幌市内の地下鉄や路面電車、一部バス路線で利用可能になるなど道内でも交通系ICカードの利便性が高まる。

 今回のJR桑園駅とイオン桑園店のキャンペーンは鉄道会社と流通会社がタイアップした販促支援としては道内で初めてとなる。両社では2ヵ月間の結果を見て、複数の駅や店舗間でこうした取り組みを実施していく考え。
 利用できる交通系ICカードはKitaca、Suica、PASMOの3種。

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