シンガポール「バンヤン・グループ」、北海道ボールパークにホテル進出

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 日本エスコン(東京本社・東京都港区、大阪本社・大阪市中央区)は、北海道ボールパークFビレッジ(北広島市、以下Fビレッジ)内の「エスコンフィールド北海道」近接地に、シンガポールを拠点に置くホテルグループ、「バンヤン・グループ」のホテルを誘致することが決定した。2027年3月に開業する予定。(画像は、ホテル建設用地の位置図)

 日本エスコンは、2023年11月に「エスコンフィールド北海道」の近接地に開発事業用地を取得。Fビレッジのさらなる賑わい創出に向けて、日本国内や世界からお客を呼べるホテルブランドの誘致を、ホテル運営を行っているイントランス(本社・東京都渋谷区)と協議してきた。そうした中、世界20ヵ国以上で70軒を超えるホテル&リゾートを展開する「バンヤン・グループ」を誘致することを決めた。

 バンヤン・グループは現在、12のホテルブランドを展開しており、現時点では進出ブランドは未定。運営は、バンヤン・グループの100%子会社、Banyan Tree Japan有限会社とイントランス100%子会社、イントランスホテルズアンドリゾーツの共同出資によるジャパンホテルオペレーションズが担う。客室数は177室、客室面積は約20㎡から約150㎡、レストラン、フィットネスルーム、スパ、大浴場・屋外大浴場も管内に設置する。

 バンヤン・グループは、日本国内で「ダーワ・悠洛 京都」、「ギャリア・二条城 京都」、「フォリオ・サクラ・心斎橋・大阪」、「ホーム・ステイ・ユミハ沖縄」を展開している。2024年夏には「バンヤンツリー・東山 京都」、北海道では2025年に「カッシーア・比羅夫 ニセコ」の開業を予定している。日本エスコンは、Fビレッジだけでなく、JR北広島駅西口で複合商業施設の建設を進めており、同じく西口に分譲マンション建設も決定しているほか、札幌市内での分譲マンション開発、オフィスビル運営も行っている。

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