札幌市北区北8条西1丁目の市街地再開発事業で建設された高層複合施設「さつきた8・1」に直結する、地下鉄「東豊線さっぽろ駅」からの地下通路が、2023年12月15日に開通する。建物の引き渡しも同日行われ、2024年春の開業に向け、準備が着々と進む。(写真は、新たに新設された「さつきた8・1」に繋がる地下通路)
地下通路は、「さつきた8・1」の地下に接続しているため、総戸数624戸のタワーマンション「ONE札幌ステーションタワー」(全戸完売)や「北八劇場」、「ホテルエミオン札幌」に、雨や風、雪に晒されずにアクセスできストレスが少ない。東豊線「さっぽろ駅」からNSSニューステージ札幌ビル(北7条西1丁目2-6)に繋がる16番出入り口までの地下通路は、既に整備されており、こちらの距離は290m。「さつきた8・1」に繋がる出口は、15番出入り口となり、延長距離は140m。幅員は4m、天井高は2・6mで、中間部には、秀英予備校に繋がる階段のみの出入り口が、1ヵ所設けられる。これによって、「東豊線さっぽろ駅」から、「さつきた8・1」に繋がる地下通路の総延長は430mになる。
この日は、施工を担った大成建設・伊藤組土建・スターツCAM共同企業体から、事業主の札幌駅北口8・1地区市街地再開発組合に建物の引き渡しも行われ、2024年春の入居開始に向けて、カウントダウンが始まる。