ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社ビッグボーイジャパン(同・同)が、北海道地域で展開しているファミリーレストラン「ヴィクトリアステーション」の「栄町店」(札幌市東区北42条東14-1)がリニューアル工事を進めている。店舗イメージを一新して、2023年11月9日(木)にオープンする。(写真は、リニューアル工事を進めている「ヴィクトリアステーション栄町店」)
「ヴィクトリアステーション」は、道民に親しまれているファミリーレストラン。元々は、地場資本だったが、2000年3月に当時のダイエー系列会社、ビッグボーイジャパンと統合。2002年12月にゼンンショーグループ入りした。札幌だけでなく北海道全域に店舗展開していたが、ここ数年間は店舗の老朽化などによる閉店が目立ち、2018年に42店舗あった「ヴィクトリアステーション」は、現在28店舗に減少している。
一定程度の減少で店舗整理にめどがついたとして、今年に入ってからは、既存店リニューアルに本腰を入れている。6月以降、これまでに「発寒店」(札幌市西区)、「北5条店」(同市中央区)、「厚別店」(同市厚別区)、「旭川四条通店」(旭川市)をリニューアルしており、このほど5店舗のリニューアル店舗として、「栄町店」の改装工事に取り掛かっている。同店は10月9日から一時休業しており、11月8日まで1ヵ月間かけて店舗を一新する。道民に親しまれてきた「ヴィクトリアステーション」のイメージが変わりつつある。