イオン北海道(本社・札幌市白石区)の2024年2月期第2四半期決算は、売上高1618億9400万円、営業利益36億7900万円、純利益19億700万円となり、前年同期間比4・2%の増収、14・5%の営業増益、4・5%の純利益増になった。売上高は、半期としては過去最高になった。(写真は、売り上げが伸びている「ザ・ビッグ」)
今夏は、北海道でも観測史上最高の平均気温を記録するなど猛暑となったが、フローズンや飲料、デリカ商品をこうした猛暑に対応して品揃え、売り上げの伸長に繋げた。部門別では、GMS(総合ス―パ―)が903億9000万円(前年同期間比103・8%)、SM(マックスバリュなど食品スーパー)が495億8400万円(同101・1%)、DS(ザ・ビッグなどディスカウントストア)が246億500万円(同114・5%)となった。いずれの数値も収益認識会計基準を適用していない。
ライン別売上高は、衣料部門が98億400万円(同106・3%)、食品部門が1313億4000万円(同104・6%)、住居余暇部門が206億6100万円(同101・7%)だった。期中の2023年3月に「マックスバリュエクスプレス新川3条店」(札幌市北区)を居抜きで新規出店したほか、既存7店舗の大型リニューアルを実施した。
既存店の客数は、前年同期間比103・6%、客単価は同100・6%、販売店数は同97・9%。イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の売上高は、同113・1%、インターネット販売事業はネットスーパー拠点を4店舗新設、売上高が同105・9%になった。粗利(売上総利益)は17億5800万円増加、販売費及び一般管理費の16億3800円の増加を吸収した。