ラルズ&東光ストア、「フードドライブ」「てまえどり」で食品ロス削減の連携取り組み強化

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 アークス(本社・札幌市中央区)は、10月の食品ロス削減推進法により定められた「食品ロス削減月間」に合わせて、ラルズ(同・同)と東光ストア(同・同市豊平区)の食品ロス削減の取り組み状況をリリースした。(写真は、「てまえどり」の啓発ポスターを掲示したコーナー)

 国内の食品ロスの総量は年間500万tを超え、食品市場の中心的役割を担っている食品スーパーが、食品ロス削減に取り組むことは極めて重要になっている。ラルズと東光ストアは、この社会課題である食品ロス削減に向けて、2021年10月の「食品ロス削減月間」から消費者庁、農林水産省、環境省が推奨する「てまえどり」、2023年3月からは、「フードドライブ」の取り組みも始めている。

「てまえどり」は、商品棚の手前にある商品から積極的に選ぶことを促すことによって食品ロス削減を目指す取り組みで、今年の食品ロス削減月間でもラルズと東光ストアの全店に、消費期限や賞味期限が短い商品が多い豆腐や牛乳、パンなどのコーナーに啓発ポスターを増やして掲示している。

「フードドライブ」は現在、ラルズが展開する札幌市や千歳市、北広島市、登別市、苫小牧市、小樽市の「スーパーアークス」「ビッグハウス」「ホームストア」など9店舗、東光ストアが展開する札幌市と北広島市の「東光ストア」4店舗の計13店舗で毎月定例実施している。取り組みを開始した2023年3月から8月までの回収量は合計432kgになり、各提携団体を通じて生活困窮者や子ども食堂などに寄贈された。

 ラルズと東光ストアは、同地域で店舗を展開している強みを生かして、今後も連携して食品ロス削減に繋がる活動を続ける。

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