ごまそば八雲を展開するにしりん(本社・札幌市中央区)は、「札幌パルコ店」(札幌パルコ8階)を2023年9月30日(土)に閉店する。1975年8月に札幌パルコ誕生とともに出店、48年間の営業を終える。にしりんでは、特別メニューとして「ジャンボえび天ざる」(税込み1700円)を提供している。(写真は、2023年9月30日に営業を終了するごまそば八雲「札幌パルコ店」)
ごまそば八雲は、ビル竣工とともに出店するケースが多く、「札幌パルコ店」は、札幌パルコ竣工と同時に八雲の3店舗目としてオープンした。出店以来、数十年にわたって順調な営業を続けてきたが、コロナ禍の打撃を受けた2年前に、2023年9月末での閉店を決めていた。現状は、人流の回復で好調な売り上げを計上しているが、2年前の判断を変えずに閉店する。これによって八雲の店舗は、「札幌国際ビル店」(1974年オープン)、「新さっぽろサンピアザ店」(1982年オープン)、「地下街オーロラタウン店」(2018年オープン)、「北広島店」(三井アウトレットパーク札幌北広島内、2010年オープン)、「アリオ札幌店」(2022年3月オープン)、「札幌ステラプレイス店」(2022年11月オープン)の6店舗になる。
にしりんの廣川雄一社長は、「札幌パルコ店」の閉店を受けて、「3~4年以内に新規2店舗を出店したい。また、一部店舗では日曜日を休業にしているため、閉店する札幌パルコ店の従業員を振り向け、日曜日の営業も検討したい」と話した。