空知郡南幌町の子ども室内遊戯施設「はれっぱ」(南幌町美園3丁目1、南幌中央公園内)が、2023年5月3日(水)にグランドオープンする。それに先立ち、4月29日(土)、30日(日)に町民を対象に限定オープンする。(写真は、5月3日にオープンする南幌町子ども室内遊戯施設「はれっぱ」)
「はれっぱ」という愛称は、地元南幌小学校の児童の案が採用されたもので、「晴れた日の原っぱで遊ぶ様子」が込められたネーミングとなっている。施設は、北海道産カラマツ集成材を用いた、延べ床面積約1000㎡の木造平屋建て。「遊戯エリア」、「交流エリア」、「体験エリア」の3つのエリアで構成されている。
「遊戯エリア」内の「アクティブ・パークエリア」をボーネルンド(本社・東京都渋谷区)が監修し、「木育エリア」は東京おもちゃ美術館(同都新宿区)が監修した。「アクティブ・パークエリア」は、「アクティブゾーン」と「パークゾーン」から成る。
「アクティブゾーン」は、4歳以上を対象に、柔らかいマットや回転遊具などを使い、安全・安心に思い切り身体を動かして遊べるゾーン。「パークゾーン」は、乳幼児から小学校高学年程度を対象にしたゾーン。大きなすべり台や階段のついた木の自然なフォルムを生かした、高さ5mの大型タワー遊具「森のツリーハウス」も用意されている。また、全身を使ってバランスを取りながら頂上を目指す、ロープが張り巡らされた球体の遊具、イメージしたものを他の子どもたちと協力して形にすることで協調性を育み、達成感を味わえる大型ブロックも用意されている。
「体験エリア」では、ワークショップや軽い運動教室、季節のイベントなどに利用できる。「交流エリア」には、「ドトールコーヒーショップ」が入り、子ども連れの保護者、中央パークゴルフ場の利用者、中高生の新たな居場所として活用できる。営業時間は10時~18時、休場日は毎月第3月曜日と年末年始、利用対象者は1歳から中学生、利用料は町内利用者が100円、町外利用者が300円。運営はオカモト(本社・帯広市)が行う。なお、大和リース(同・大阪市中央区)が代表事業者となっている。