北ガスの賃貸住宅「EFUTE」3号物件、札幌・北19東7に建設

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 北海道ガス(本社・札幌市東区)のグループ企業で賃貸住宅事業を手掛けている北ガスライフロント(同・同)は、同社が手掛ける賃貸住宅「EFUTE(エフュート)」の3号物件を同市東区北19条東7丁目322-1、322-18で建設する。(写真は、北ガスの賃貸住宅建設予定地)

 北ガスグループは、2021年4月に北ガスライフロントを設立、北海道銀行(本店・札幌市中央区)と同行の親密企業、常口アトム(本社・同)と連携して賃貸住宅事業に参入した。賃貸住宅のブランドを「EFUTE」(Eco-friendly Future with Energy=環境に優しいエネルギーで未来を拓く)とし、1号物件を同市中央区北3条東5丁目の北ガス社有地に昨年初めに竣工させている。

「EFITE」は、分譲マンション並みの高断熱性、高遮音性を持たせ、省エネ型ガス給湯暖房機「エコジョーズ」を採用、北ガスが独自開発したスマートリモコン(暖房運転を自動制御して省エネを図る機器)を導入しているのが特徴。また、太陽光発電と蓄電池、コレモ(ガスコージェネ発電)を組み合わせた非常用電源供給システムも採用、非常時でも部屋の暖房や給湯、携帯電話の充電が可能となっている。2号物件は、白石区中央1条3丁目3-1で建設中で間もなく竣工する。

 3号物件の建設場所は、東8丁目篠路通沿いで、「野村仏壇店」の道路を挟んだ南側。敷地面積約137坪(452・14㎡)のうち、建築面積として約109坪(361・37㎡)を利用して鉄筋コンクリート造、地上5階建ての建物を建設する。戸数は21戸、延べ床面積は約520坪(1717・25㎡)、建物の高さは13・50m。2023年4月15日頃の着工を予定している。
 
 建築主は、北ガスライフロント、設計は長谷川和磨建築設計事務所(札幌市豊平区)、監理はサン建築設計(本社・同市東区)、施工もサン建築設計(同・同)。土地は、個人所有だったが、2003年に太陽グループ(札幌市中央区)が取得、2022年8月に北ガスライフロントが取得した。

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