焼きたてパン専門店の「ペンギンベーカリー」が、道東に初出店する。2月17日(金)にオープンする「ペンギンベーカリー北見店」がそれで、直営・FC(フランチャイズ)を含めて全国31店舗目となる。(写真は、2月17日にオープンする「ペンギンベーカリー北見店」)
「ペンギンベーカリー北見店」は、北見市美芳町8丁目3-18に立地。FC運営を行うのは、地元の菓子製造販売、ラ・ナチュレーブ。店舗は、2018年11月に閉店した「大戸屋ごはん処北見店」の建物をリニューアルして利用する。隣接店舗は、地元資本のスリーエーが展開する雑貨店「ナチュラル・ハイ北見店」。「ツルハドラッグ北見美芳店」も隣接している。
ペンギン(本社・札幌市清田区)が展開する「ペンギンベーカリー」は、2016年5月に恵庭市に1号店を出店。当初は、札幌圏での直営展開を進めてきたが、パン製造と店舗運営の知見が蓄積できたことから、2021年1月に道外にFC出店。以降、主として道外でFC展開を進めてきた。道内では、昨年11月にオープンした「ペンギンベーカリー手稲前田店」(札幌市手稲区)が初のFC店舗。今回の北見店は、2店舗目のFC店舗になる。
北見店では、看板商品の「とべない食パン」をはじめ、2022年のカレーパングランプリで2度目の最高金賞を受賞、2020年11月からの累計で130万個を販売した「海老カレーパンフォンデュ」、道産小麦とバターをたっぷり使った「ペンギンメロンパン」、パンと一緒に食べるのがぴったりのご当地サイドメニューなどを揃える。パン専門店、とりわけ高級食パンを取り扱うチェーン店舗の撤退が相次いでいる中、「ペンギンベーカリー」は手堅いマーケティングと運営で、店舗数を着実に増やしている。