札幌地下街の開業当初からテナント出店していた「紀伊國屋書店オーロラタウン店」(札幌市中央区大通西1丁目)が、2022年8月31日に閉店してから半年、このほど後継テナント2店舗が決まった。
(写真は、「ほけんの窓口札幌大通店」出店場所と「シューラルー」出店場所)
「紀伊國屋書店オーロラタウン店」は、「札幌店」として、1971年11月の札幌地下街オーロラタウン誕生とともにオープンした歴史ある書店だった。地下街とともに札幌の歴史を刻んできたが、オープンから50年と9ヵ月で閉店、オーロラタウンの顔でもあった書店が消えた。
それから半年、後継テナントが決まった。「ほけんの窓口」と女性向けアパレル専門店「SHOO-LA-RUE(シューラルー)」の2店舗。「ほけんの窓口」は、ほけんの窓口グループ(本社・東京都千代田区)が全国展開している店舗。「紀伊國屋書店オーロラタウン店」跡の東側スペースを使って、2月17日(金)に「札幌大通店」をオープンさせる。ほけんの窓口グループは、オーロラタウンの市役所出入り口近くに「オーロラタウン店」を出店しており、「札幌大通店」に集約される可能性がある。
「紀伊國屋書店オーロラタウン店」跡の西側スペースを使って、3月に出店するのは「シューラルー」。ワールド(本社・神戸市中央区)の事業子会社、アルカスインターナショナル(同・同)が展開する女性向けファッションブランド。幅広い年齢層の女性向けに、旬なトレンドアイテムをロープライスで提案するライフスタイルストア。
北海道では、札幌の3店舗を含めて14店舗を展開している。札幌市内の店舗は、「アリオ札幌店」(東区)、「イオン札幌西岡店」(豊平区)、「カテプリ店」(厚別区)の3店舗で、今回初めて札幌中心部に出店する。