北洋銀行(本店・札幌市中央区)は、昨年12月に業務提携したほけんの窓口グループ(同・東京都千代田区)との具体的展開として、北洋銀本店2階に「北洋ほけんプラザ大通」(ほけんの窓口@北洋銀行1号店)を3日開設した。道内に本店を置く金融機関としては初のほけんの窓口との協調店舗になる。IMG_5700(写真は、北洋ほけんプラザ大通の開設セレモニー。写真は左からほけんの窓口グループ・三田隆嗣営業本部金融アライアンス事業部長、同・窪田泰彦会長兼社長、北洋銀・石井純二頭取、同・藤池英樹取締役本店長)

 北洋銀は4月から中期経営計画「共創」を実行している。「お客様第一主義」で潜在ニーズを掘り起こし、コンサルティング機能を強化、リテール(個人)を成長の牽引役にしようという狙い。昨年12月26日にほけんの窓口グループと業務提携したのもその一環。

 3日開設した「北洋ほけんプラザ大通」(ほけんの窓口@北洋銀行)は、非金利収入の一翼を担う保険の窓口販売を強化する目的がある。この日、北洋銀本店2階で行われた開所セレモニーで石井純二頭取は、「ほけんの窓口グループとアライアンスを組むことでお客様へのコンサルティング能力を高め、信頼されるプラザにしたい」と挨拶した。

 ほけんの窓口グループの窪田泰彦会長兼社長は、「保険は目に見えない社会インフラ。6月末で窓口販売提携銀行は北洋銀を含めて61行、店舗数は全体で669店舗になった。来店者の60%は20~30歳代で土日の来店も40%を占めている。お客様のお話を聞くというワンフレーズで地域のお客様のお役に立ちたい」と話した。

 主な取扱保険は、医療保険、終身保険、がん保険など約70商品。営業時間は平日が午前9時~午後4時30分、土日祝が午前10時~午後4時30分。相談は何度でも無料。北洋銀のホームページで予約を受け付けている。


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