物価上昇が進む中、大創産業(本社・広島県東広島市)は、「ダイソー手稲ショッピングセンター店」(札幌市手稲区手稲前田2条13丁目3-9)を1月27日(金)にオープンさせる。この店舗は300円ショップブランドの「THREEPPY(スリーピー)」。同社は手稲区で6店舗を展開しているが、同区内で初の「THREEPPY」ショップになる。(写真は、「ダイソーTHREEPPY手稲ショッピングセンター店」)
出店場所は、JR北海道グループが運営している手稲鉄北ショッピングセンター(手稲区前田2条13丁目3-20、以下手稲鉄北SC)内。スーパー銭湯「極楽湯さっぽろ手稲店」跡の敷地を利用した飲食棟、物販棟、賃貸マンション棟建設の一つして北海道ジェイ・アール都市開発(本社・札幌市西区)が建物を建設した。先行して2022年11月18日に「ペンギンペーカリー手稲前田店」がオープンしており、今回の「ダイソー手稲ショッピングセンター店」はそれに続くオープンとなる。
ダイソーの「THREEPPY」ブランドは、食器やタオルなど生活雑貨や服飾雑貨を取り扱っており、300円以上の価格帯商品が中心、洗練されたデザインの商品が多いのも特徴となっている。ダイソーの道内店舗数は現在、札幌市内59店舗を含めて184店舗。そのうち、「THREEPY」店舗は9店舗(札幌市内4店舗、北斗市、千歳市、函館市、旭川市、網走市に各1店舗)。
物価上昇が続くインフレ経済では、価格転嫁が難しい100円ショップ業界には逆風とされている。ダイソーは「THREEPY」や新業態の「Standard Products」(道内未出店)で、インフレにも強いブランドの出店を進める。