札幌市南区石山1条7丁目7-7の石山通沿いにある食パン専門店「ベーカリー・ワンカラット」跡に、「つるのぱんや」がきょう11月14日にプレオープンする。(写真は、きょう11月14日にプレオープンする「つるのぱんや」)
「ベーカリーワンカラット」は、ブーランジェ(パン職人)が道内のパン製造販売大手で部長職を務めたベテランで、2019年3月にオープンした店舗。同店が手掛ける食パンは、低温長時間発酵と長時間焼成よって、生で食べても美味しく、トーストにすると外はカリカリ、中はしっとりした「ふわぷり」感が特徴だった。角食パンを中心にフランスパンなど10種類程度のパンも手掛けていた。
高級食パンブームに乗って、人気を集めたが、近隣に競合店が出店したことや、ブーランジェの個人的な事情もあって営業継続が困難になり、今年9月11日に閉店。店舗跡は、就労継続支援B型事業所として、障がいのある人が働くパン屋「つるのぱんや」が、現店舗(南区藤野3条1丁目2-1)から移転して利用することになった。11月14日にプレオープンして販売を開始する。
「つるのぱんや」の食パンには、有精卵を使用して甘味を引き出し、香りの良いしっとりしたフワフワが特徴。その他に、メロンパンやチーズパン、クリームパンなどを揃えている。営業時間は11時から17時を予定している。