全国でホームセンターを展開しているDCM（本社・東京都品川区）グループ会社ホダカ（同・同）は、11月中旬にプロの職人向けショップ、「ホダカ函館石川店」（函館市石川町228-1）をオープンさせる。ホダカの函館進出は初めてで、道内7店舗目になる。
（写真は、11月中旬にオープン予定の「ホダカ函館石川店」）
ホダカは、工具、金物、作業用品のプロ向け専門店。大工や左官、板金職人、タイル職人、土木建設業者、自動車整備工、電気工事工など職人に必要な道具、工具などを揃えている。2008年8月から、北海道、東北、関東、北陸、東海、関西、中国、四国で展開している。2022年は、3月25日に「仙台高砂店」（仙台市）、9月23日に「苫小牧新明店」（苫小牧市）、10月14日に「白山店」（石川県白山市）、10月28日に「北野通店」（札幌市清田区）を出店しており、「函館石川店」は今年5店舗目となり、全国店舗数は54店舗になる。
「函館石川店」は、DCMの「DCM石川店」の敷地内に新たに建設した店舗で、函館新道の函館インターチェンジに近い立地。道内の「ホダカ」展開は、これまで出店ペースが鈍かった。2015年10月に「元町店」（札幌市東区）が1号店で、2016年10月に「手稲前田店」（同市手稲区）、2020年12月に「旭川永山店」（旭川市）、2021年2月に「江別店」（江別市）と6年間で4店舗だった。2022年は、今度の「石川店」を含めると3店舗になり一気に出店ペースが上がった。
道内のプロ向け専門店は、コメリ（本社・新潟市南区）の「コメリパワー」に併設した「PRO」やジョイフルエーケー（同・札幌市東区）の「BUILD-ON」など店舗が増えており、ホダカは出店ペースを上げてプロ向け市場の取り込みを狙う。
